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IclICL

ICL治療の特徴

1.日帰りで行える、低侵襲な視力矯正手術

ICL手術は日帰りで行うことができ、手術時間は片眼あたり数分程度と短時間です。
点眼麻酔を基本とし、必要に応じて不安や緊張を和らげる麻酔を併用することで、痛みや恐怖感を最小限に抑えた手術を行います。術後は多くの方が早期に視力の改善を実感され、日常生活への復帰も比較的スムーズです。

2.術後のレンズケアが不要、自然な見え方

ICLは目の中に固定されるため、コンタクトレンズのような洗浄・管理は一切不要です。

  • 角膜を削らないため、ドライアイ悪化のリスクが少ない
  • 視力が長期的に安定しやすい
  • 眼鏡やコンタクトレンズに依存しない生活が可能

※術後一定期間は、感染予防などのため点眼治療が必要です。

3.日常生活への影響が少ない治療スケジュール

ICL治療では、手術前日までソフトコンタクトレンズの使用が可能です。
ハードコンタクトレンズをご使用の方には、術前の装用中止期間中も生活に支障が出にくいよう配慮しています。また、適応条件が整えば、術前検査から比較的短期間で手術が可能です。

当院が使用するICLレンズについて

当院では、STAAR Surgical社製の国内承認ICLレンズを使用しています。 このICLは、

  • 厚生労働省承認
  • 世界75か国以上で使用
  • 全世界で100万件以上の治療実績

を有する、安全性と実績のあるレンズです。

コラマー(Collamer)素材の特長

ICLは、コラマー(Collamer)と呼ばれるコラーゲンを含む特殊な生体適合素材で作られています。

  • 非常に柔らかく、眼内での違和感が少ない
  • 割れたり砕けたりしにくい
  • 長期留置を前提とした安全性の高い素材

長期間にわたり目の中に存在することを前提に設計されています。

当院のICL治療の特徴

当院では、手術経験豊富な眼科専門医が、診察から手術、術後管理まで一貫して担当しています。
ICLは非常に優れた視力矯正治療ですが、すべての方に適している治療ではありません。
当院では、以下のような要素を総合的に評価したうえで、「ICLが本当に適しているかどうか」から丁寧に判断します。

  • 角膜形状・角膜厚
  • 前房の深さ
  • 眼圧・水晶体の状態
  • 将来の白内障手術の可能性やリスク

ICL・レーシック・眼鏡・コンタクトレンズ・その他の屈折矯正治療も含め、患者さまのライフスタイルと将来を見据えた選択を一緒に考えることを大切にしています。無理に手術をおすすめすることはありません。

大切なのは「向いているか」ではなく「合っているか」

ICL治療で最も重要なのは、「視力が良くなるかどうか」だけではありません。

  • どの治療が最も安全か
  • 将来の目に負担が少ないか
  • その方の生活スタイルに本当に合っているか

これらを総合的に考えることが、何よりも大切です。

  • 視力の数値だけで治療を決めない
  • 年齢・眼内構造・将来の白内障手術まで考慮する
  • 「手術をしない選択」も含めてご提案する

という方針でICL診療を行っています。
今だけでなく、10年後・20年後も安心できる視力矯正を。それが、当院のICL治療に対する考え方です。

ICLが向いている方/向いていない方

ICLは多くの方にとって安全で満足度の高い視力回復治療ですが、すべての方に適しているわけではありません。
まずは以下のチェックリストで、ご自身がどのタイプに近いかの目安としてご覧ください。
※最終的な適応判断は、必ず精密検査が必要です。

ICLが向いている方

以下に複数当てはまる方は、ICLが適している可能性があります。

  • 度近視・高度近視がある
  • 角膜が薄い、またはレーシック適応外と言われたことがある
  • 角膜を削る手術に抵抗がある
  • 将来の変化に備えて「可逆性のある治療」を希望したい
  • ドライアイがあり、レーシック後の悪化が心配
  • 眼鏡・コンタクトレンズから解放されたい
  • スポーツ・水泳・旅行などで裸眼生活をしたい
  • 見え方の質(にじみ・ハロー・グレア)を重視したい
  • 長期的に安定した視力を求めている

ICLが慎重検討・不向きとなる可能性がある方

以下に該当する場合、ICLが適さない、または慎重な判断が必要になることがあります。

  • 前房深度が浅いなど、眼内構造がICLに適さない
  • 白内障がすでに進行している
  • 眼圧・緑内障に関する問題がある
  • 活動性の眼疾患(ぶどう膜炎など)がある
  • 妊娠中・授乳中
  • 術後の定期検査や通院が難しい
  • 目の手術に強い不安があり、十分な理解が得られない

※これらに該当しても、必ずしも「ICL不可」というわけではありません。状態によっては治療可能な場合もあります。

ICLとレーシックの違い

ICLとレーシックはいずれも視力矯正手術ですが、治療の考え方・眼への影響・適応範囲が大きく異なります。
当院では、見え方だけでなく、角膜の安全性・将来の眼疾患リスク・ライフステージまで含めて選択することが重要だと考えています。

ICLとレーシックの比較

項目 ICL レーシック
角膜 削らない 削る
可逆性 あり(レンズ摘出可能) なし
強度近視 対応可能 制限あり
ドライアイ 起こりにくい 起こることがある

角膜への影響の違い

ICLは角膜を削らず、眼内にレンズを挿入することで視力を矯正します。
一方、レーシックは角膜を削ることで屈折力を変える手術であり、角膜の厚みや形状によって適応が制限される場合があります。

可逆性という大きな違い

ICLは、将来的に必要が生じた場合、レンズを取り出すことが可能な可逆性のある治療です。
レーシックは角膜を削るため、一度手術を行うと元の状態に戻すことはできません。
この点は、将来の白内障手術や視力変化を考える上でも重要な要素です。

強度近視への対応

ICLは、強度近視や角膜が薄い方にも対応可能なケースが多く、レーシックでは適応外となる方でも選択肢となります。

ドライアイへの影響

レーシックでは、角膜神経への影響により術後にドライアイ症状が出現・悪化することがあります。
ICLは角膜を削らないため、ドライアイを起こしにくい、または悪化しにくいとされています。

ICLとレーシックに対する当院の考え方

どちらの治療が「優れているか」ではなく、どちらがその方にとって合理的で安全かが最も重要です。

  • ICLが適している方
  • レーシックが適している方
  • 手術を行わず、他の方法を選ぶ方

いずれの場合も、医学的根拠に基づいて丁寧にご説明した上で、患者さまご自身に選択していただくことを大切にしています。

ICL手術の流れ(検査〜術後)

ICL治療は、精密検査 → 手術 → 術後フォローまでを一貫して行う医療行為です。
当院では、「早く手術すること」よりも、安全性・適応判断・長期的な視機能の安定を最優先に進めています。

STEP01初回カウンセリング・適応検査

まずは、ICLが安全に行えるかどうかを判断するための精密な眼科検査を行います。

主な検査内容

  • 視力・屈折検査(近視・乱視の度数)
  • 角膜形状・厚みの測定
  • 前房深度(ICL適応で非常に重要)
  • 眼圧測定
  • 眼底検査(網膜・視神経の評価)
  • 瞳孔径・見え方の質の評価

これらの結果をもとに、

  • ICLが適しているか
  • 他の治療法の方が良いか
  • 治療を見送るべきか

を眼科専門医が総合的に判断します。

STEP02医師による詳細説明・治療方針の決定

検査結果をもとに、院長が直接、

  • ICLが適応かどうか
  • 期待できる見え方
  • 考えられるリスク・注意点
  • レーシック等との違い
  • ライフスタイルに合っているか

を分かりやすく丁寧に説明します。
無理に手術をすすめることはありません。ご納得いただいた上で治療を進めます。

STEP03ICLレンズのオーダー

ICLは完全オーダーメイドです。

  • 近視・乱視度数
  • 眼内のサイズ
  • 前房の深さ

などをもとに、STAAR社製のICLレンズを個別に発注します。
※レンズが届くまでに通常1ヶ月ほどかかります。

STEP04手術当日(両眼日帰り手術)

手術について

  • 点眼麻酔を基本とした低侵襲手術
  • 必要に応じて笑気麻酔を併用
  • 手術時間は片眼 5〜10分程度
  • 両眼同日手術が可能
  • 入院不要・日帰り手術

角膜を削らず、折りたたんだICLレンズを眼内に挿入し、虹彩の奥(後房)に安全に固定します。術中の痛みはほとんどありません。

STEP05手術直後〜当日帰宅

手術後は院内で少し休憩し、問題がなければそのままご帰宅いただけます。

  • 強い痛みはほぼありません
  • 視界が少しかすむことがありますが一時的です
  • 当日は運転不可

STEP06術後検診(とても重要)

ICLは術後管理が非常に大切です。

主な通院スケジュール

  • 手術翌日
  • 1週間後
  • 1ヶ月後
  • 3ヶ月後
  • 以降は定期検診

眼圧、レンズ位置、角膜・網膜の状態を確認し、安全に安定しているかを丁寧にチェックします。

STEP07術後の生活について

日常生活

  • 翌日から裸眼での生活が可能
  • デスクワークは早期復帰可
  • メイクは数日後から可
  • カラーコンタクトは約2週間後から可

点眼

  • 術後2週間程度は点眼治療あり
  • レンズのケアは不要

ICL治療料金(税込)

両眼 700,000
片眼 350,000

料金に含まれる内容

  • 近視度数・乱視の有無にかかわらず一律料金(強度近視・乱視用ICLも追加費用なし)
  • ICLレンズ交換保証(術後1年間以内・1回まで無償対応)
  • 術後定期診察費用込み手術後3か月までの診察・検査費用はすべて料金に含まれます

ICL治療Q&A

ICLとはどのような治療ですか?

ICL(Implantable Collamer Lens)は、目の中に特殊なコンタクトレンズを挿入して視力を矯正する治療です。
角膜を削らず、水晶体を残したまま、後房(虹彩の裏)にレンズを入れるため、自然な見え方と高い安全性が特徴です。

レーシックと何が違うのですか?

ICLとレーシックの主な違いは以下の通りです。

項目 ICL レーシック
角膜 削らない 削る
可逆性 あり(取り出し可能) なし
強度近視 対応可 制限あり
ドライアイ 起こりにくい 起こることがある
見え方 クリアで安定 個人差あり

どのくらい視力が回復しますか?

多くの方が、

  • 裸眼視力1.0以上
  • 眼鏡・コンタクト不要

の生活を実現しています。また、夜間の見え方・コントラスト感度が高いこともICLの特長です。

手術は痛いですか?

点眼麻酔を基本とし、必要に応じて笑気麻酔などを併用します。

  • 手術中の痛みはほとんどありません
  • 手術時間は片眼約5分程度

です。

日帰り手術ですか?

はい。日帰り手術で、手術当日にご帰宅いただけます。

手術後すぐに見えるようになりますか?

多くの方が、

  • 手術翌日から良好な視力
  • 数日〜1週間で安定

します。

レンズは目の中で違和感がありますか?

ICLは、

  • 柔らかいコラマー素材
  • 高い生体適合性

を持つため、異物感はほとんどありません。目の中でレンズを意識することは通常ありません。

ICLは安全な治療ですか?

ICLは、

  • 世界75か国以上で承認
  • 世界累計100万眼以上の実績
  • 日本では厚生労働省承認

を受けた、確立された治療法です。

合併症のリスクはありますか?

ごくまれに、

  • 一時的な眼圧上昇
  • 炎症
  • ハロー・グレア(光のにじみ)

が起こることがあります。
当院では、術前検査でリスクを十分に評価し、適応のある方のみに治療を行います。

白内障になりやすくなりませんか?

適切なサイズ・位置で挿入されたICLでは、白内障リスクは極めて低いとされています。また、将来白内障手術が必要になった場合は、ICLを取り出して対応することが可能です。

レンズの交換や取り出しはできますか?

はい。ICLは可逆的な治療です。

  • 度数変更
  • 将来の手術対応

のため、レンズの交換・摘出が可能です。

どんな人がICLに向いていますか?

  • 強度近視の方
  • レーシックに不安がある方
  • 角膜が薄い方
  • ドライアイが強い方
  • 長期的な安全性を重視したい方

ICLが向いていない人はいますか?

以下の場合、適応外となることがあります。

  • 前房が浅い
  • 眼圧や網膜疾患に問題がある
  • 進行性の目の病気がある

そのため、精密な術前検査が必須です。

術前検査から手術までの流れは?

  1. 適応検査・精密検査
  2. 医師によるカウンセリング
  3. レンズ度数・サイズ決定
  4. 手術(両眼または片眼)
  5. 術後定期検診

術後の生活制限はありますか?

  • 翌日から日常生活はほぼ可能
  • 数日間は洗顔・メイク制限あり
  • 2週間後からカラーコンタクト可